山と水辺の雪景色

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 天気のいい日に峠越えをすると、新雪シュプールが刻まれていたり、輝く尾根筋が見えていたりして、元気に

雪山を歩いた頃の気分がよみがえります。木々と白いスロープに誘われて感傷に浸っている間に、屈斜路湖

見えてきます。逆光なので少し暗い絵に。御神渡りをめざしてワカンの踏み跡をたどりました。湖畔の林は光を

遮る葉が落ちて、明るい雪景色です。昼近い陽に雪がゆるんでときどき足元が沈みます。と言っても下はわりあ

い固く、携帯したスパッツをつけずとも靴に雪が入るほどではありません。登山道の中途で激しく吹雪いてきたり

すると泣きたい気分になりますが、晴れ渡った林間の雪道は気分爽快です。

 帰りに和琴半島で湯気に煙る白鳥を撮りました。トリインフルを警戒して、温水の流れ込むあたりにロープが張

られています。砂湯でも鳥の数が少なかったのは、同じ理由で餌付けを中止していたからでしょうね。報道によ

れば、大晦日に孫たちとたずねた涛沸湖の白鳥公園もいまは閉鎖されているとか。昔の人はそんなことはまっ

たく知らず、鴨でも白鳥でも鶴でも平気で狩って食料にしたのでしょう。トリインフルなどなかったのか、家禽を飼

っていなかったから気にしなかったのか。どちらにしてもいまの騒ぎは文明に特有なことでしょう。