露天風呂の湯気 ?

  まりさん、明日からベルリンですか。緯度的にはお住まいの町と同じくらい ? 
 
 
 そらさん、厳冬期のオホーツク地方は、晴れてさえいればなんでもない郊外の景色さえとても魅力的ですよ。と
 
にかく明るいから。雪が多彩にきらめくなんて、雪国に育ち冬山にも登りながら、ここに来るまで気づきませんで
 
した。
 
イメージ 1
 
 この写真をちょっと見せて、露天ブロの湯気ですと言えば、信じてくれる人がいるんじゃないかなー。でも注意
 
深いあなたなら、右下のジャム氷に気づいたかも。そう、温水が湧きだしているのなら、川底で凍ってジャム状に
 
なった氷が浮き上がることはありません。これは-20度を下回っている朝の美幌川です。流れる水は氷点下に
 
ならず、接している空気より20度以上暖かいから、もうもうと霧が立ち込めます。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
 霧は岸の木立を包み込み、ときには土手を越えて川沿いの民家にまで達します。しかしそれ以上は広がりま
 
せん。霧を作る小さな水滴が乾いた空気のなかに分散して水蒸気になり、光を反射しなくなりますから。見えな
 
い気体になれば遠くまで広がるので、ウチの庭や国道まで届きます。冷たい枯木に触れて昇華すると霧氷がで
 
きます。接するのが玄関や窓のガラスなら雪の結晶に似た形の氷模様になります。
 
 さて残りの川霧写真もアップしましょう。
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
イメージ 8