幹は白葉は緑
上を消費するのですね。被写体探しか何か目当てがないと飽きて、毎日は続かないわたしと大違い。
そらさん、その日の天気に合わせて出かけていると、一週間はすぐに過ぎます。10日あるいは二週間滞在さ
れた方は、いくらか満足されたようですが。風景のなかに実際に身を置いてみたらきっと、わたしの写真はほん
の片鱗しか伝えていなかったと思われるでしょう。
新緑の山路は、特に秋の色づきにも似たカエデの若葉が萌える景色は、もう最高です。それに比べると盛夏
の濃い緑は、少しうっとうしいようなところがあります。でもダケカンバやシラカバの白い幹がアクセントに入ると、
フレッシュな感じが回復します。最後の一枚では枯れた幹だけの樹が目立ちます。ここは600メートルを超す摩
周湖外輪の崖。育った後に冬の風雪が一段と厳しい年が来たのでしょうか。