水芭蕉はいま盛り
形はマーガレットに似た花々です。ヒダカソウとエゾノハクサンイチゲは見た記憶がありません。細長く繊細な葉
すごい勢いで繁殖している場所がたくさんあって(ウチの庭にも)、その猛々しい印象から、楚々としたイチゲとの
類似には気づきませんでした。
そらさん、「協調」や「協力」がいつの間にか指揮する者への服従に変わってしまう、それが「文明」化なのでしょ
うね。グイの人々は、他人の自由な意思を束縛することを悪徳とみなし、気持ちの融合する機会を作り出すこと
で共同性を維持していたようです。だから会話が観客参加の演劇のようになる。わたしたちの文化の内部では、
他者との気持ちの融合が難しいから、解放されないしこりみたいなものが溜まって、精神に大きな負荷がかかる
のだと思います。
湖畔の小道に入って1キロほど、写真のような風景が両側に連続して現れます。呼人探鳥遊歩道の下側が一
番はなやぐ季節に入っています。花が終わると水芭蕉が1メートルを越す葉を茂らせ、木々の緑が濃くなり、森
は夏姿に変わります。
さっき窓の外をキツネが横切りました。丸々肥っていましたから、暖かくなって餌が豊富なのでしょう。それなら
せっかく均した庭畑を掘り返したりしなければいいのに。肥料として埋めたコンポストの中身をかぎつけるのか、
大きな穴を開けられて迷惑なことです。スズメも畝の土を掘っていました。こちらは土浴びをしているのでしょう
か。鳥や獣は被写体としては歓迎ですが、庭を荒らされるのはちょっと。人はわがままな注文をしますね。