厳冬期拾遺
サイタマンさん、湖面に立つとギシギシというかミシミシというか、氷がきしむ音は聞こえます。しかし見ている
前で盛り上がることはありませんでした。凍結し厚さが増すには、低温が続かなくてはならないと思います。でも
御神渡りは一夜でできるのではないでしょうか。真夜中に近くで見守ればその瞬間が目撃できるのかなー。その
夜湖畔の温泉に泊まっていたら、大きな音が聞こえるのかも。いつできるかは予測できないでしょうけれど。
2月のある明るく晴れた日の昼下がり、きらきら光って舞うものに気づきました。気温は-15度ほどでしょうか。
ダイヤモンドダストではないと思います。風のない穏やかな空から乾いた細かい雪片が舞い降りて、陽の光を受
けて光っていたのではないでしょうか。越後の豪雪地帯でくらしていたころには見た覚えのない光景です。ごくま
れに晴れた空から雪が降る瞬間はあっても、結晶が集まった大きな塊でしたから。きっと、乾いた低温地帯なら
ではの現象です。