湖を歩く鹿

 まりさん、東京は雨でしたか。埼玉で花曇のころ、肌にまとわりつくような寒さを感じる日があったことを思い出
 
しました。時差ぼけが早く治って、日本の春を楽しめるといいですね。
 
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 能取岬から帰る車の窓から、雪が消え残る湖畔の水際をとことこ歩く鹿の影が見えました。車を停めてしばら
 
くその動きを追ったのが上の写真です。魚を食べるわけはないし、水の中で何をしていたのでしょうか。ずっと前
 
のことなのでどこだったか忘れましたが、バスの窓から海を泳ぐ数頭の鹿を見た記憶が残っています。エゾシカ
 
は水が嫌いじゃないみたい。
 
 それにしても春浅い湖水は冷たいでしょうに。もっとも零下20度を下回る森で冬を越した身には、暖かく感じる
 
のかな。そろそろ日の出前後に岬へ行けば、牧場や森のなかに大きな群れを見ることができるかも。昨春はトン
 
ネルを抜けたあたりで道路に出ていた群れに2回遭遇しました。
 
 北海道では鹿の食害が問題にされて、毎年たくさん(2万頭以上 ?)捕獲されているみたいだけれど、まだその
 
大部分が焼却処分されているのでしょうか。フランスではジビエ(捕獲された食用野生動物)のなかでも鹿は人気
 
が高いとか。エゾシカもきちんと食肉処理された肉は臭みもなく、脂肪分の少ない上質な食材になると何かで読
 
みました。安く手に入れば、わたしも使ってみたいのですが、町の店で見たことがありません。飼育しているわけ
 
ではないのだから、捕獲処理と流通がシステム化されれば、牛肉よりはずっと安くできるでしょうに。