田園青白、空はうす紅

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 まりさん、頼りがいのある兄さんがいて、うらやましい。十数年前から兄と二人の妹に相次いで逝かれ

て実感しました。兄弟姉妹の一対一の関係には、男女や親子とはちがって穏やかだけれども、自然な根強

さがある、と。特に兄にとっての妹は、ほのかな甘さのある情緒の対象であることが多いような。若いと

きにはあまり意識しませんでしたが。


 快晴とは言えないけれども、陽光があまり雲に遮られることのない日でした。時刻は午後3時前後。夏

は麦、タマネギ、ビート、豆類で青々としている田園が、一面の雪に覆われています。空はすでに薄い赤

紫色。雪面も青みがかっています。まだまだ昼が短い季節です。

 三枚目で帽子をかぶっている丸屋根は、町営から民間委託に変わった日帰り温泉、峠の湯です。わたし

はまだ入ったことがありません。一人ではつまらないし、温泉に浸かれば一杯やりたくなりますから。今

度息子一家が来たときにでも、ハンドルを任せることにして行ってみましょうか。もっとも夏に二人目の

孫が誕生するとのことですから、いつになることか。