美しい季節はじまる

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 まりさん、雪のきらめきは子どものころ見ているはずなのに、記憶に残っていないのがふしぎです。気

持ちにゆとりがなかったのか、それとも裏日本のどんよりした空のせいかなー。


 待っていた季節が昨日とつぜん始まりました。空が少し明るくなりかけたころ、曇りガラスの内窓を開

けたら、土手越しに見える木々の梢がほの白く。夜半の雪が枝に着いたのかと思いながらも念のため、急

いで防寒着に身を包んでとび出しました。そしたら、今冬初めての本格的な霧氷です。

 まだ薄暗く木々はぼんやり白いだけですが、東よりの空がほのかに赤くなっています。日の出が藻琴山

の頂上に近づくころなので、久しぶりに朝の茜雲を撮ろうと思い立ち、堤の道を上流に向かいました。新

雪を踏み、立ち止まっては赤みが増す空にカメラを向けながら進んでいると、高い枝先にオオワシが。後

で確かめたら、光が足りない時刻なので、ISO1600ではあまりきれいに写っていませんでした。

 そのうちに太陽が顔を出し、並木の霧氷がところどころ桜色に輝きはじめ、日の出とワシと霧氷の三点

が勢ぞろい。いよいよわたしの好きな季節の到来です。夢中でシャッターを押すうちに、あっという間に

1時間が過ぎていました。

 家に帰り、初の雪はねをして、それから朝食。なにしろ医者に食後1時間の安静を命じられているの

で、食事をしてからだと夜明けの時刻に間に合いません。それでも珍しく空腹を忘れていました。これか

らはまた、ご覧のなる方がもう飽きたと言うほど、霧氷やワシなどをアップすることになると思います。

今日はまず霧氷から。そうだ、オジロもちゃんと来ていましたので、これもいつか。