落日

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 まりさん、たくさんの人形もキャンドルも雰囲気がありますね。そちらは雪ですか。

 美幌はアイヌ語のピ(石、小石)+ポロ(大きい、広い)が由来のようです。もしそうなら、ビホロもなま

りですね。小石は谷川の連想と解釈されたのでしょうか、ビホロは「水の豊かなところ」のアイヌ語とい

う説明を多く見ます。札幌はサツ(乾いた)+ポロ+ベッ(川)が由来とされています。

 漢字表記や市町村合併での勝手な命名で、先人の生活感を思うきっかけがどんどん失われていることが

残念です。


 ドイツのまりさんや日本海側国内各地からは雪の便りが届きますが、オホーツク海側低地ではよく晴れ

た日が続いて地面が露出したままです。日の出が遅く日の入りが早いので、両方とも起きている時間帯で

す。鮮やかな金色や茜色にはいつも目を惹かれます。日ごと時刻ごとに模様も多彩で、撮り飽きることが

ありません。日中は少ない雲が夕刻には西の山際に厚く集まります。背後から照らす陽が色彩のバリエー

ションを演出するのがおもしろいとはいえ、たまには沈み行くはっきりした形も見たいものです。