雲燃ゆる

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 オホーツク海方向の空で雲が炎に似た色に染まっています。陸で冷やされた空気と、まだ夏のぬくもり

を残す海水の温度差で、放射冷却の強い晴れた日の夕方は、岸近い海上に雲ができやすいのでしょう。流

氷に閉ざされれば、海も冷えますから、朝夕の水平線に低い太陽をくっきりと見ることができます。


 このところ1日中鼻水が止まらず、なんとなく頭の重い日が続いていました。どうも暖房費をケチろう

としたことがよくなかったみたい。

 タバコが大幅値上げになり、吸っているパイプタパコ一箱(12袋)が2万円を越しそうです。今のうち

に買い溜めしておこうとして、毎月の支出が増えているので、その分を灯油代節約で補おうとしました。

昨冬まで日中はリビングの大きなストーブを23度に設定し、風呂場と玄関とトイレ以外の一階全部を温

めていました。それを16度に下げ(つけておかないと水まわりが凍結する恐れがあります)、小さなスト

ーブのある寝室だけ23度に温めて、できるだけこの部屋に籠っていました。これだと洗面所や台所にい

る間に、身体が冷えてしまうのですね。

 埼玉にいたころ、冬は居室以外ではもっと寒かったような気がします。若くて元気なときなら、この程

度の温度変化は平気なのでしょう。前回の検診で医者に毎食後1時間は安静にしているようにと言われま

した。どこか衰えて、寒冷ストレスに対する抵抗力が落ちているのかな。きのうから昨冬までのやり方に

戻したら、ティッシュの減り方が少なくなりました。「冬でも屋内は暖めて半そでで過ごす」と言われる

北海道の生活習慣には、それなりの理由がありそうです。生活の質を犠牲にしてムダを省こうとするの

は、本末転倒ですね。