夜明け前の茜色

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 健さんシクラメンがきれいですね。ウチのはパソコンルームに置いているのですが、昨夜うっかりス

トーブのあるリビングとの境の戸を閉めて寝たので、今朝はなんだか元気がありません。屋内でも暖房が

ないと夜は零下になりかねませんから。


 秋から冬にかけては、朝焼け夕焼けの色がとりわけ鮮やかです。空気中の水分が少なくなるからでし

ょうか。美幌川の堤で日の出を見ようとすると、今はまだ木々の枯枝に邪魔をされます。年が変わるころ

にはもっと南、藻琴山の稜線から陽が昇るようになりますから、もっときれいになるでしょう。


 夜中の1時に目が覚めたので、薄い水割りを作って飲みながら、昨日夜教育テレビで録画しておいた

サイエンス・ゼロ」を見ました。水割りもおいしかったけれど、画面にも引き込まれました。

 テーマは宇宙農業。わたしは宇宙船の中や月面、火星などで植物を栽培するには、地表に似た環境を人

工的に作らなければいけないと思い込んでいました。ところが最近の実験で、1G、1気圧の地表より、

低重力低大気環境のほうが植物がよく育つらしいとわかってきたと言うのです。

 低重力下では1.5%ほどの遺伝子の発現量が変わって、より早くより多く光合成が進むようです。大

気もCO2だけ残して他の成分を除いて育てると、よく成長するそうです。宇宙殖民に希望がもてるニュー

スです。

 月にかなりの水があるとわかったところでもあり、月面基地建設がより容易になるかもしれません。火

星大気を人が住めるように変えていくのも、従来の予測より短い時間ですむでしょう。文明が今の地球環

境の危機を乗り越えられれば、数百年後には宇宙殖民が本格化する可能性があると感じました。