屈斜路湖の魚影

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 林道から湖畔に下りると水面がさかんに波立ち、ときどき水しぶきが上がります。覗き込んだら魚がう

ようよ。婚姻色をまとった鱒の仲間みたい。これだけいれば釣り人が集まるのももっともです。それで

も、水中で竿を振るう人影のある場所では、魚影を目視できませんでした。敏感に逃れる相手を釣り上げ

るには、それなりの苦労があるのかもしれません。それにしても、かつて湖底から噴出した有毒ガスのた

め魚のいない湖だったとは信じられない豊かさです。稚魚を放流するなど、人々の努力の成果でしょう

か。ここには禁漁の立札はなく漁船も見ません。太公望たちにはうれしい場所なのかな。


 美幌川では魚種や時期で制限があり、能取湖で素人がホッキ貝を獲れば罰せられ、オホーツク海岸での

ウニ漁は漁師だけに許されています。鮭釣りの解禁日は海岸ごとにちがい、漁期でも河川での捕獲は禁じ

られていて、毎年違反者が捕まってニュースになります。とはいえ規制さえ守れば、美幌川の川魚釣り

も、能取湖のアサリ拾いも、オホーツク海の鮭・カレイ釣りも自由です。入漁料などというケチな仕組み

はないみたい。

 わたしも近所の人からのおすそ分けにあずかることがあります。昨日も隣家から乾した鮭が届きまし

た。ご夫婦で毎年釣りに行くのだそうです。海岸に近づく数が少なく、あまりたくさんは獲れなかったと

おっしゃっていました。もっとも、夏ごろ今年は去年に増して不漁だと報じられていましたが、秋には

網走沖での漁獲が順調になったようです。生筋子に100グラム100円台の値がついている広告を見ま

した。わたしはその前に買って手作りの冷凍イクラにして、送ったり自分用に保存したりしていましたの

で、もう買いに行きませんでしたけれど。イクラ丼もあまり続けると飽きてしまいます。

 都会とはちがい、自分の手で獲ったり加工したりする昔ながらの生活が残っているのも、田舎ぐらしの

いいところです。