キムアネップ埼のまだら模様
くて。電柱電線がないといいのにねー。湖岸の小屋は何のために建てられたものかわかりませんが、風景
のいいアクセントになります。ここのサンゴソウは卯原内ほど手入れがされていないようで、一面が燃え
立つ風情はありません。それだけに自然な感じで、わたしはここも好きです。
珊瑚に似ていることからついた通称とは別に、アッケシソウという名があります。由来は、太平洋側東
部の厚岸で最初に発見されたこと。ここにも汽水湖が広がっていて、牡蠣やアサリが有名です。でもアッ
ケシソウは見られなくなったとか。この草は自然に放置すると減っていくようで、卯原内では時季が終わ
ると大規模な手入れが行われます。
おととい夕方、草むしりを終わって家に入ろうとしたとき、なにやら白いものが風に舞っていました。
いくらなんでも雪にはまだ早かろうとよく見たら、雪虫です。アブラムシの仲間だそうですが、ほんとう
にちらちら降りはじめの粉雪によく似ています。もっとも名前は、この虫が湧くと間もなく雪の季節にな
ることから付けられたのかも。