サンゴソウ燃え立つまでにあと少し
かったことにいま気づきました。というわけで、きのうアップできていなかった写真をもう一度。それと
記憶を頼りに文章の再現を試みます。
まりさん、戻ってお母さんといっしょにくらすんですか。ある科学者がヒトを「心を伝える動物」と定
義しました。わたしは来世も霊魂も信じませんが、心が伝え継ぐものはだいじにしたいと思っています。
能取湖の卯原内湖畔に塩水で潤む湿地帯があって、アッケシソウ(色と形からの連想で通称サンゴソウ)
が群生しています。ここはあと何日かで燃え立つ炎色の絨毯で覆いつくされます。先週の土曜日、駐車場
に近い部分は赤が濃くなってきていましたが、湖水に近いところではまだ灰色が勝っていました。
先週金曜日に月ごとの検診で病院に行ったら、先月撮って札幌に送られていたCT写真の診断が届いて
いました。「転移、再発の兆候はまったくありません」と、主治医がうれしそうに告げます。重ねて、
「予定ではあと3ヶ月抗がん剤を続けるはずでしたか、やめてもいいかもしれません。どうしますか」と
訊かれて、「やめます」と即答しました。
なにより財布が喜んでいます。国民年金手取り額の3分の1がこれで消えていましたから。でも1年と
9ヶ月、毎日朝晩飲み忘れないようにずっと神経を使ってきたので、急に気が抜けてなんだか変な気
分。とはいえ、降圧剤と、尿酸・中性脂肪・前立腺肥大を抑える3種の錠剤は、「このまま続けましょう
か」ですけど。まあ、全部あわせても抗がん剤の5分の1の出費です。