すじ状に射す光

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 ミキィさん、きのうのあなたのブログは空の話題で盛り上がっていましたね。わたしも、越後の山間で

過ごした子どもの頃は毎日見上げていたのに、東京や埼玉でくらした約40年間は、旅に出かけたときだ

け青空、夕焼けの美しさを思い出し、家に帰ると忘れていました。都会に空はない、と詠っているのは

『千恵子抄』でしたっけ。こちらに移って子どものころに戻りました。水と空の組み合わせに魅せられる

ようになったのは、オホーツク地方に住んでからです。


 能取岬では雲間から洩れる光のすじがよく見られます。天使の階段という呼び方があるのだとか。今日

の写真ではあまりはっきりしていませんね。ピントや露出を工夫すれば、もっと肉眼に近い表現ができる

のでしょうか。雲の形もそうですが、おもしろいと思っても、ちょっとぐずぐずしているとシャッター・

チャンスが逃げてしまいます。鳥や獣ほどではないけれど、空もなかなかうまく撮れません。


 夏の高校野球が終わりました。懸念したとおり、新潟の文理は中京打線を抑え切れませんでした。で

も、6点差を付けられていた9回2アウトからの5点追い上げは、何かが憑いているようなすごい迫力で

した。これまでの県チームに付きまとっていたひ弱いイメージは微塵もありません。愛郷心みたいなこだ

わりが強い方ではないつもりだけれど、やはりなんだかうれしくて。