知床の山と草原
6月10日の知床半島は海も山も青空の下に。最初の写真で左端のピークは硫黄岳(標高1661メート
ル)。次の写真で右端は羅臼岳(1563メートル)です。間にサシルイ岳、知円別岳があるはずですが、どの
ピークがそれかよくわかりません。健脚であれば20時間ほどかけて、岩尾別温泉の「ホテル地の涯」脇
から羅臼岳に登り、連山を縦走し、硫黄岳から知床大橋に下りてくるコースをたどることができるはずで
す。もっとも、6月では岩尾別へもカムイワッカの滝に近い知床大橋へも、車は入れないかもしれませ
ん。まだ知床横断道路がなくて、ウトロから岬をめぐって羅臼に行く定期船が運航されていた時代に、わ
たしは一度だけ、岩尾別から稜線を越えて羅臼に下ったことがあります。よく熟れたコケモモの実を好き
なだけ口にできる季節でした。
知床五湖入り口駐車場脇から木道が伸びて、連山、五湖最初の一湖、オホーツク海まで続く広い草原
の、360度を見渡せる展望台につながっています。往復40分ほどの長い高架木道で、電気柵で囲まれ
ています。熊が徘徊して五湖周回散策道が閉鎖されている間も、歩くことができるそうです。左に見えて
いるのは古い木道で、いまは使われていません。一湖の後ろに頭だけ見えているのは知床岳で、標高は1
254メートル、硫黄岳と岬先端のちょうど中間にあります。草原の先に広がるオホーツク海はぼんやり
かすんでいます。阿寒湖の水中に落として、修理不能で戻ってきた広角レンズを使って撮ったせいでしょ
うか。
ル)。次の写真で右端は羅臼岳(1563メートル)です。間にサシルイ岳、知円別岳があるはずですが、どの
ピークがそれかよくわかりません。健脚であれば20時間ほどかけて、岩尾別温泉の「ホテル地の涯」脇
から羅臼岳に登り、連山を縦走し、硫黄岳から知床大橋に下りてくるコースをたどることができるはずで
す。もっとも、6月では岩尾別へもカムイワッカの滝に近い知床大橋へも、車は入れないかもしれませ
ん。まだ知床横断道路がなくて、ウトロから岬をめぐって羅臼に行く定期船が運航されていた時代に、わ
たしは一度だけ、岩尾別から稜線を越えて羅臼に下ったことがあります。よく熟れたコケモモの実を好き
なだけ口にできる季節でした。
知床五湖入り口駐車場脇から木道が伸びて、連山、五湖最初の一湖、オホーツク海まで続く広い草原
の、360度を見渡せる展望台につながっています。往復40分ほどの長い高架木道で、電気柵で囲まれ
ています。熊が徘徊して五湖周回散策道が閉鎖されている間も、歩くことができるそうです。左に見えて
いるのは古い木道で、いまは使われていません。一湖の後ろに頭だけ見えているのは知床岳で、標高は1
254メートル、硫黄岳と岬先端のちょうど中間にあります。草原の先に広がるオホーツク海はぼんやり
かすんでいます。阿寒湖の水中に落として、修理不能で戻ってきた広角レンズを使って撮ったせいでしょ
うか。