かしまし色のシバザクラ
美幌峠を下って街に入る前に国道を東に逸れ、山間を抜けて網走に通じる道道をたどると、東藻琴のシ
バザクラ公園前を通ることになります。1キロほど手前からもう紫がかったピンク色の広がる山の斜面が
見えてきました。月曜日でしたから前日ほどの人出ではないのでしょうが、それでも駐車場はいっぱい。
さらに観光バスも到着し、最近運行を始めた観覧車両が忙しそうに動いています。わざわざ入園料を払っ
て入る気もせず、路肩に停まって撮ったのが冒頭の写真です。
3年前に蠱惑(こわく)的な香りに包まれてこの斜面を歩いたときはいい気分でした。でも距離を置いて
眺めると、厚化粧した顔のような色彩にかしましさが感じられます。白が混じっているからかもしれませ
ん。右端に近い図案は牛です。東藻琴は酪農が盛んで、近くには乳製品の物産館もあります。特産品を宣
伝したい意図はわかりますが、シバザクラの花園としては、より自然な雰囲気が残る滝ノ上のほうがわた
しは好きです。
バザクラ公園前を通ることになります。1キロほど手前からもう紫がかったピンク色の広がる山の斜面が
見えてきました。月曜日でしたから前日ほどの人出ではないのでしょうが、それでも駐車場はいっぱい。
さらに観光バスも到着し、最近運行を始めた観覧車両が忙しそうに動いています。わざわざ入園料を払っ
て入る気もせず、路肩に停まって撮ったのが冒頭の写真です。
3年前に蠱惑(こわく)的な香りに包まれてこの斜面を歩いたときはいい気分でした。でも距離を置いて
眺めると、厚化粧した顔のような色彩にかしましさが感じられます。白が混じっているからかもしれませ
ん。右端に近い図案は牛です。東藻琴は酪農が盛んで、近くには乳製品の物産館もあります。特産品を宣
伝したい意図はわかりますが、シバザクラの花園としては、より自然な雰囲気が残る滝ノ上のほうがわた
しは好きです。