だ寒さが厳しくしばらく動かなかったからじっくり狙えましたが、今回は暖かかったせいか動きが活発
で、いい角度からは撮れませんでした。
能取岬で摘んだフキノトウを食べつくしたので、おととい左右をきょろきょろ見回しながら美幌川の土
手を歩いてみました。近くにはみすぼらしい小さなものしかなく、去年柔らかなフキをたくさん採った上
流まで行ってみました。そこで鮮やかな浅緑色が一つ二つ見えたので水辺まで降りたら、大きなものがい
くつかあって、さらにたくさんの芽が散り敷いた枯れ葉の間から先端をわずかに覗かせています。開いた
ものはそのままにして、蕾を集めて持ち帰るとかなりの量でした。4個ほどてんぷらにして残りはやはり
フキ味噌に。これだけあればコゴミの季節までもちそうです。
本州で見るものより大きく、秋田ブキの類と思われます。香りは少し劣り苦味が強い気がします。アク
抜きをしすぎるとさらに香りが失われ、控えすぎると苦味が気になるので、下ごしらえが微妙です。もう
少ししてから山道を歩くと背の低い本州で見慣れた種類もありますが、そのフキノトウはこちらではまだ
採ったことがありません。てんぷらは程よく苦味が抜けて美味でした。