青サギ整列

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 能取岬から帰る途中で女満別湖畔に立ち寄りました。能取湖には浮き氷が漂う水面が広がっていたの

に、網走湖のこのあたりはまだ一面凍結しています。前の日曜日でワカサギ釣りは終わったはずなのに、

釣り人の色とりどりのテントが遠望できました。暖かいので事故が心配なのでしょうか、湖畔巡回車がゆ

っくり走っていました。

 氷上に青サギが整列しています。水芭蕉が群生する湿地の林に棲息地があるようで、暖かい時季に木道

を歩くとけたたましい鳴き声が聞こえます。厳寒期の湖ではほとんど姿を見ませんでしたが、春の日射し

が戻ったので出て来たのでしょう。臆病な鳥で、わたしがカメラを構えて2,3歩水辺に近づいただけ

で、すぐに飛び立ちます。飛び上がり方がぎごちないような。寒さでまだ筋肉がほぐれていないのかな。


 先週から始まっていた屋根の塗装が終わりました。工事代の決まり方がなんだかおもしろくて。先月ウ

チのサンルームを工事したという業者が訪ねてきて、屋根の塗装がはげているので塗りなおさないかと勧

誘されました。去年2度ほど雨漏りがありましたから、何とかしなければと思っていたところです。

 見積もってもらったら、国民年金給付金一年分ほどの値段。それではとても無理だけど、雨漏り部分だ

け何とかならないかとか、この地域が好きで移り住んだとか、去年手術をして抗がん剤を飲み続けている

とか、いろんなおしゃべりをしているうちに、「それでは何とかしなければなりませんね」と言い出して、

「ぶっちゃけて、ぎりぎりいくらまでなら払えますか」となりました。見積もりの半分にもならない金額を

わたしが口にしたら、しばらくして、「その金額で全部やりましょう」ということに。

 別な業者ですけど、去年の電気工事のときも結局見積もりの半額ほどで引き受けてもらいました。最初

に掛け値があったのか、実際の相場がどうなのか、わたしにはわかりません。埼玉でもそうでしたが、

わたしはビジネスライクに話を進める業者より、どんぶり勘定というか、なあなあで話が進む業者と付き

合うほうを選ぶようです。専門知識がないわたしには、見積書の正確な吟味などできませんから、結局最

後は相手を信じられるかどうかの直感で決めるしかありません。幸運にも、それで今までたいしたケガを

しなくてすんでいます。むかし人間なのでしょうね。そういう者には都会より地方が心地いいです。