遠い流氷

　能取岬へ海を見に行って来きました。牧場脇の小高い場所にさしかかると、１０キロほど沖合いに白

い帯が流れているのがわかります。かすんでいて山は見えませんが、知床あたりにも白い線が盛り上がっ

ていました。半島以外にはまだ氷が着岸していないようです。オホーツク海は深い紺色で、流氷にピント

を合わせた写真の海水は黒ずんでいます。アップしたものは肉眼の印象にあわせて、海を少し明るく修正

しました。

　予報では美幌は曇り網走は晴れのはずでしたが、途中の女満別は晴れていたものの、網走の街は雪雲に

包まれていました。出かけたのが９時ごろ。国道から湖畔線に入ると、タイヤがガリガリ鳴って、ハンド

ルを取られます。幸い岬の上空は晴れていて、薄日が射していました。それでも体感温度は－１５度以下

の感じ。昼近い帰り道、湖畔は吹雪です。もっとも凍結は融けて、国道からは思い切ってスピードを出せ

ました。美幌町内は陽が射していて、ガレージの温度計を見たらちょうど０度。朝食後雪かきをしたの

に、また７,８センチ積もっていましたので、こちらでも一時的に雪が舞ったようです。