晩秋美幌川

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 図書館から借りた本をコピーしにコンビニに行っていま帰りました。夜明け前は当然零下ですが、数日

前の-10前後の寒さは少し和らいでいます。それでもこの時間にはマフラーが必需品で、手袋なしにハ

ンドルを握ったりしたら、まあ冷たいこと。本格的な冬に突入したのは10日くらい前でしょうか。冒頭

の写真のように、今月11日の美幌川はまだ晩秋の気配でした。


 医薬費の個人負担が全くないか、あってもごく低額で事実上無料。北欧やキューバではそうなっている

ことは知っていました。遅まきながらおととい見たマイケル・ムーアの映画『シッコ』によると、カナ

ダ、イギリス、フランスもそうなんですね。アメリカでは病気になったり障害を負ったりした中・下層の

人が、どんどん生活破綻しています。わたしがニューヨークの住人なら、今ごろ公園のダンボールハウス

で震えているでしょうね。国民皆保険の日本はまだマシ。でも制度は公的助成付の拠出制です。それにわ

たしなら3割の自己負担があります。医療保護の対象にならない低所得の傷病者には、保険料と自己負担

が肩に重くのしかかります。

 わたしの収入は国民年金と虎の子を投信に回したわずかな配当だけです。今度の金融危機で元本を半分

近くまで割り込みました。楽観主義者のわたしでも、余命を残して蓄えがゼロになる事態が頭に浮かぶこ

ともあります。たまには出費を減らす努力をしなくてはと思ったりもします。でも、ここに住んでいれば

もともと、地元産の野菜、魚、鶏肉・豚肉は安く、身なりに金を使うような付き合いはせずにすみます。

快適さを犠牲にして寒熱ストレスで健康を損なうような住宅・光熱費の節約は馬鹿げています。書いたり

読んだり見たりをあんまり我慢したら、生きがいがなくなります。倹約するところが見つかりません。け

っきょく、年に15万を超す国保・介護の保険料と、がん術後治療で払う一ヶ月2~3万の医薬費が怨み

の的です。

 椎間板ヘルニアは医者に行かず放置してきました。カメラを抱えた遠出とメタボ対策のウオーキング

は臆病になっていますが、日常の家事ができないほどではなく、半年もすれば少しはマシになるかと。通

院のわずらわしさの他に、医薬費をこれ以上増やしたくないということもあります。ところがこの前NH

Kの『ためして合点』を見ていたら、長く痛みを我慢していると、脳の感覚野が傷んで慢性痛を患うこと

があると言うじゃありませんか。整形外科に行くかどうか悩むことになりました。

 医薬費タダの国の人がうらやましいなー。移住したら?ですって。よその国の人がせっせと払った税金

にタカルなんて、そんな厚かましいことはできませんよ。