カンパニュラとヘメロカリス

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 倉本聡の脚本で放映されているテレビドラマ・「風のガーデン」に、先週だったか先先週だったか、カン

パニュラという花が出てきています。ホタルブクロがその一種だと知り、確かわたしもフラパラで撮った

なーと思い出して、メモを調べました。7月18日です。ブログにアップしないままハードディスクから

消去しています。さいわい外部メモリーに残っていましたので、今日載せることにしました。

 倉本さんのドラマは好きで、気がついたものは見逃さないようにしています。わたしよりも少し年長で

しょうか。この作品からは、彼が人生の幕引きの形を意識しているような印象を受けます。緒方拳が「風

のガーデン」で老医師を演じ終えて世を去ったという報道を見たあとでは、ことさらしみじみしたものを

感じます。末期のがんで細い息しかできないのに、きちんと役目を果たしたのですから、プロ根性が並み

ではないですね。

 ドラマでは毎回、花々が咲く庭の光景とさまざまな花の名前やその花言葉が紹介されます。わたしはど

ちらかといえば栽培花より野生花のほうに惹かれる傾向があって、それでせっかく撮りながらアップせず

消去してしまったのでしょう。でもこれだけ美しく写し出されると、人が手をかけた花も軽んじてはいけ

ないという気になります。

 はじめの二枚がカンパニュラで最後の一枚が同じ日にやはりフラパラで撮ったヘメロカリスです。