森木立冬まじか

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 北海道の森は落葉樹と常緑の松類の混交が特徴だと聞きました。言われてみれば、防風林や道路並木は

別にして、車や徒歩で通ったこちらの林道でどちらか片方だけの大きな木立を見た記憶は浮かびません。

若いころわたしが大好きだった奥多摩から大菩薩峠に続く山道は、唐松帯とブナ・ナラの林がきちんと分

かれていたと思います。北八では常緑針葉樹林帯も歩きました。

 このあたりの森木立はいま、エゾ松、ドド松、アカエゾ松、イチイが緑、唐松が褐色がかった黄色、下

草は全面枯葉色です。落葉広葉樹は一部が秋の彩をとどめ、多くは裸になったりわずかに落ち葉をまとっ

たりしています。森を貫く道の一部では陽が輝くと秋の名残が浮かび上がりますが、光が蔭ると雪を待つ

寒々とした光景の印象だけが強くなります。

 一枚目と二枚目は女満別の湖畔にある森です。三枚目は夕暮れの美幌川原から望む丘の木々、最後の二

枚はうねる道路で見た木立です。


 クルム伊達公子がテニスの全日本選手権で16年ぶりに優勝した試合を、きのうテレビで見ました。3

8歳という年齢が顔に出ていましたが、素敵な笑顔は前と同じで、懐かしい気がしました。それにしても

12年間のブランクを半年で克服し、来年は再び世界の舞台に登場しようと言うのですから、なんともす

ごいですね。わたしも久しぶりにラケットでボールを跳ね返していたころの感触を思い出しました。