秋の雲

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 開陽台の空です。冷え込みが厳しくなるにつれて、深い青を背景に新しい模様を描き続ける白雲が目を

奪う日が増えます。


 農夫が収穫に追われ、引退した元気な老人たちが、パークゴルフ、きのこ採り、野山の探勝など、気ぜ

わしく動き回っています。店には漬物用の糠、味噌、麹、酒かす、大きな袋に詰め込まれた大根、白菜、

キャベツなどが山積みされています。キューリ、トマトなど実もの野菜の値付けが、キロ単位から個数単

位に変わりました。冬でも店には青物が絶えない時代ですが、値段が最盛期の5倍にも10倍にもなりま

す。こちらでは、蓄えられるタマネギ、ジャガイモ、カボチャは、いまの時季に10キロ単位で買い込

み、葉もの野菜や生ジャケ、ホッケ、サンマなどを漬け込みます。

 わたしも白菜の大きな株を一つ買い、一番小さなプラスチック桶に、塩と、柿の皮と、昆布と、刻みユ

ズと、赤唐辛子を振って、漬け込みました。乗っけた石がはみ出して蓋のできない状態ですけど、すぐに

落ち着くでしょう。大根、ゴボウ、ニンジン、それに風で落ちた青いトマトは味噌漬けに。隣の人からも

らって冷凍しておいた生ザケは、4分の一ほどを麹で漬けました。うまく発酵してくれるといいのです

が。去年秋多摩の友人から送られたユズが大活躍です。でもまだ3分の1ほどが冷凍で残っています。鍋

の季節ですからこれから出番が増えるでしょう。

 ピーマンとカボチャは抜いて始末しました。カボチャの収穫は12個、そのうち2個は熟しきれず小さ

いままです。まだ味見していませんが、1個差し上げた前の家の人は身が締まり甘みがあっておいしかっ

たと言ってくれました。トマトはまだとれています。せっせとソースにして冷凍しています。美幌にもよ

うやく紅葉がやってきました。ウチの庭は季節が遅いので、楓が色づくのは初雪のころでしょうか。数本

シナノキンバイと一本だけ時季はずれに咲いたポピーがまだ頑張っています。