西日を受ける漁船群

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 網走湖西端の道道沿いに漁師の集落があります。湖でシジミや魚を獲ってくらしているようです。先月

末午後3時過ぎにここを通ったら、たくさんの船が浮かんで低く射す西日を受けて輝いていました。時季

の短いラウオ漁でしょうか。9月末の日曜日、美幌の物産館のフェスタでカニ弁当が出る端から売り切れ

ていた日に、女満別道の駅・メルヘンの丘では、シラウオの天ぷらなどをメインとする催しがあって、人

がたくさん集まったとか。前もって知っていたらわたしも出かけたのに、残念なことをしました。先週日

曜日には開陽台に行くバスのなかから、美幌で行われている地元3町の新そばを野外で食べ比べる集まり

を見ました。秋の稔を楽しむさまざまな催しも間もなく終わり、雪と氷の季節を待つことになります。


 気温上昇と降水量の変化で、致死率の高い病気が蔓延する危険があるという研究報告が、ナショナルジ

オグラフィック日本語サイトで紹介されています。ライム病、黄熱、ペスト、鳥インフルエンザ、コレ

ラ、エボラ出血熱などを含む、12の病名があげられています。ヒトを含む生物は棲息地の有害微生物に

対抗できるように適応進化しました。生態系が変化して新たな感染性微生物が侵入すると、生物が適応手

段を欠いているため、またたく間に流行することになります。報告は、国際的な野生生物モニタリング・

ネットワークによる早期警戒システムを構築することで、ヒトの被害を軽減できる、としています。有害

微生物だけでなく、津波・洪水・旱魃・火山噴火・台風などの自然災害でも、ヒトは大がかりな警戒・対

策網を築いて、必死で現在の繁栄を確保しました。文明が混乱して対策網が瓦解すれば、すぐに平均寿命

が20歳そこそこの昔に戻ります。この記事はそんなヒト文明の危うさを思い起こさせます。