8月の原生花園とオホーツク海

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 ゆめラジ さん、伊藤さんの死はほんとにやりきれない気持ちです。イラク自衛隊は巨額の資金を使

って、陣地と利益のばら撒きで身を護ろうとしました。NGOの人たちは徒手空拳での活動です。武装

力を含む現地の人々の好意だけが頼りなのに。


 8月のワッカ原生花園はもう秋の花で賑わっていました。ハマナスの実は赤く熟し、ツリガネニンジン

の淡い青があちこちに散らばっています。黄色の主役はエゾオグルマでしょうか。


 田園は稔の季節を迎えています。きのうトウキビを一本50円で売っている店がありました。間もなく

一山100円台で出回るようになるでしょう。こちらではトウモロコシではなくトウキビと言います。子

どものころ越後の山村でも同じ呼び方でした。戦後間もない時期に、官舎裏の畑で父が育てていて、よく

かじったものです。空腹は満たせたものの、あまりおいしいと思った記憶はなく、それ以後こちらに来る

までほとんど口にしませんでした。先日隣の人が目の前でもいで渡してくれたのをゆでて食べたら、記憶

していた味とは別物のです。いまのは穀物というより果物みたいに甘いんですね。病み付きという感じ

で、お店で3本買って来ました。今日はこれが朝食です。


 右腕の痛みのせいでほとんど土いじりはしませんが、それでも晴れていれば早朝30分ほどは庭に下り

ます。今になってカボチャが毎日雌花を開いていますから、受粉させようと思うのですが、なかなか雄花

が咲きません。たいてい、トマト、摘み菜、ピーマンなどを収穫して部屋に戻るだけです。外に出るとど

こかで灯油の匂いがします。もうストーブを焚いている家があるみたいです。