霧多布湿原ー花と風景

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 霧多布湿原は、釧路から根室に行く中間の太平洋岸にあって、砂丘で海と隔てられた広大な湿原です。

今回わたしは午前中に釧路湿原の温根内遊歩道を歩き、午後からここのビジターセンター近辺をたどりま

した。海に近いためか午前中とは少し味わいがちがいます。撮った花も重なりません。もっとも、ネット

上に公開されている釧路湿原のアルバムにはここで見た花も載っていますので、釧路でも別な場所なら咲

いていたのかもしれません。

 次の日の早朝、道道と並行する霧多布の木道にも行きましたが、湿原の広さを考えると、歩いた地域は

ごくわずかです。琵琶瀬川流域では丹頂の子育てを見られる機会も多いそうですから、次に行くときはそ

の辺もゆっくり眺めましょう。この湿原はほとんどが私有地になっているので、買い上げて保護するトラ

スト運動が行われています。ビジターセンターはわたしが今までに立ち寄った各地の同種施設の中で、一

番りっぱでした。

 写真のはじめの3枚は午後の早い時間に、ビジターセンターから海岸方向を撮ったものです。湿原の空

は晴れているのに、海辺は霧に覆われています。岬に着いた3時すぎからようやく海面が見えてきまし

た。4枚目で草原に散らばっている白いものはワタスゲで、最後の可憐な花はフタマタイチゲです。