オドリコソウとエゾタチツボスミレ
サロマ湖畔にある遺跡の森で見た草花の続きです。ここでオドリコソウに会ったのは少し意外でした。
能取岬では草原でさんさんと光を浴びていて、新緑の林床は光が乏しいというイメージがあったからで
す。発掘された資料を展示してある建物の近くで、大きな樹が少なく小さな草叢になっている場所だった
から生えたのでしょうね。それでも能取のものに比べると地味なような。もっとも撮り比べてみないとは
っきりは言えません。先入観が影響しているのかもしれませんから。
スミレはほんとうにたくさんの種類があります。植物に疎いわたしでも、その場で名前まではわかりま
せんが、海岸、草原、山道、林間と、出会う場所ごとにちがう種らしいということには気づいていまし
た。ただのスミレ、ツボスミレ、タチツボスミレ、エゾ(ノ)タチツボスミレと、修飾語が増えてそれぞれ
独立した種名になっているものもあります。「タチツボスミレ」が含まれる一族のなかでも、エゾ(ノ)
―、オオバ―などは、スミレサイシンとともに、背が高くて葉が目立ち、小さく可憐な花のイメージから
ちょっと離れている気がします。
いまこのあたりは山菜の季節。あちこちの店でタラノメ、ヤマウド、フキ、コゴミなどがとても安く売
られています。おとといマルカ市場でヤマウドがあまり見事だったので、そんなに好きでもないのに、つ
い手が出てしまいました。なんと5本で100円台ですよ。茎は薄切りにして生で、穂先はゆでて酢味噌
和えで食べました。一人ではもてあます量です。コゴミは屈斜路湖畔で採ったものが、「花見」にもって
行ったこともあって、ついになくなりました。きのうまた庭と隣の空き地で一掴み摘んで、ゆでて冷水に
取り、冷蔵してあります。ヤマウドを食べ終わったら料理しましょう。
能取岬では草原でさんさんと光を浴びていて、新緑の林床は光が乏しいというイメージがあったからで
す。発掘された資料を展示してある建物の近くで、大きな樹が少なく小さな草叢になっている場所だった
から生えたのでしょうね。それでも能取のものに比べると地味なような。もっとも撮り比べてみないとは
っきりは言えません。先入観が影響しているのかもしれませんから。
スミレはほんとうにたくさんの種類があります。植物に疎いわたしでも、その場で名前まではわかりま
せんが、海岸、草原、山道、林間と、出会う場所ごとにちがう種らしいということには気づいていまし
た。ただのスミレ、ツボスミレ、タチツボスミレ、エゾ(ノ)タチツボスミレと、修飾語が増えてそれぞれ
独立した種名になっているものもあります。「タチツボスミレ」が含まれる一族のなかでも、エゾ(ノ)
―、オオバ―などは、スミレサイシンとともに、背が高くて葉が目立ち、小さく可憐な花のイメージから
ちょっと離れている気がします。
いまこのあたりは山菜の季節。あちこちの店でタラノメ、ヤマウド、フキ、コゴミなどがとても安く売
られています。おとといマルカ市場でヤマウドがあまり見事だったので、そんなに好きでもないのに、つ
い手が出てしまいました。なんと5本で100円台ですよ。茎は薄切りにして生で、穂先はゆでて酢味噌
和えで食べました。一人ではもてあます量です。コゴミは屈斜路湖畔で採ったものが、「花見」にもって
行ったこともあって、ついになくなりました。きのうまた庭と隣の空き地で一掴み摘んで、ゆでて冷水に
取り、冷蔵してあります。ヤマウドを食べ終わったら料理しましょう。