林床の小さな花たち 3

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 かまってさんの関心は鳥ですか。わたしはこちらに来るまで動植物の名前に疎くて、道東の野山の花に

魅せられてからも、名前を確かめるのに苦労しています。鳥にも関心があります。でも、なかなかおとな

しく撮らせてくれませんので、一向に知識が増えません。美しい蝶にも目が行きますが、名前を調べると

ころまではとても。山で希少な種を目撃しているかも知れなのですが。


 今日の写真はニリンソウです。はじめの3枚はせせらぎ公園で5日に、後の2枚は呼人半島の遊歩道で

きのう撮りました。予報では今日の美幌に午前と午後の6時台に2回雪マークが付いています。いま外は

雨ですので半信半疑ですが、寒いことは確かです。夜の最低気温は-2度になっていました。何日か似た

陽気が続きそうです。暖かなきのうのうちに能取岬と呼人半島を歩いたのは正解でした。岬にはまだオド

リコソウは見られず、小さなツルキジムシロとヒメアマナの黄色の他には、エゾエンゴサクのブルーと赤

紫が草原を彩っていました。このあたりのフキは小さくて、屈斜路湖畔の太った若芽ほど食欲をそそられ

ませんでした。呼人半島でも、大きなシダの若芽は出ていましたが、コゴミはありませんでした。恒例の

春の楽しみを味わうのは、天気が回復した後で美幌峠を越えてからですね。


 大好きなワッカ原生花園に近いサロマ湖畔で、強毒性インフルエンザ・ヴィールスに感染した白鳥の死

骸が見つかりました。体や糞にしっかり触ったりしなければだいじょうぶというので、ひとまず安心して

います。半径30キロ以内の養鶏場は無事とか。いまのところ道東が新型インフルエンザの発祥地になる

ことはないようです。白鳥はほとんど去りました。皆さん心配しないで遊びに来てください。