砂湯の白鳥群

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 きのうパイプを買いに北見に行ってきました。国道はほとんど舗装が現れていて、どの車も夏と同じよ

うなスピードで走っています。今年のオホーツク海地方はほんとうに雪が少ない。19日の屈斜路湖

も、氷があちこちで露出していました。雪に覆われてしまうと白一色で単調になります。去年はよく積も

り、湖面はまったく凍結しませんでした。今年は雪は少なくて寒気が厳しいので、おみ渡りや板氷など、

さまざまな紋様が見られます。

 砂湯でもお湯が自噴している箇所があって、その周辺は凍結しません。湯気の立つ水面、薄い氷、厚い

氷と、変化が豊かです。たくさんの白鳥が、水に浮かんだり、板氷の上に集合したり、編隊飛行したり、

群れ遊んでいました。羽が黒い幼鳥も多く含まれています。

 川湯の人がネットに、-30度近くまで冷え込む夜は、湖畔の湯気がダイヤモンドダストになると書い

ていました。30分ほどライトアップされるらしいのですが、宿泊しなくては見られません。きれいでし

ょうね。

 予報欄には、今日の夕方から明日一日はずらっと雪マークが並んでいます。降りしきる雪が主役の風景

に懐かしい思いがあって、そんな絵もいつか撮りるつもりです。でもいまの時期、道東に牡丹雪は降りま

せん。粒子の細かい乾いた雪が舞います。子どものころの記憶にある雪景色に近いものが見られるのは、

この辺では11月末か3月末でしょうか。