秋色の屈斜路湖

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 この町でただ峠と言えば美幌峠のことです。晴れた日に陽が西に回ってからは、この峠から藻琴山、斜

里岳、摩周岳、雌阿寒・雄阿寒が、270度の広がりでくっきり見えるはずです。わたしがこれまで行っ

たのはいつも朝で、美幌や北見の低地には日が当たっていても、山々はシルエットでした。

 霧さえなければ屈斜路湖はいつも見えます。500メートル近い高さからからですから、広い展望が得

られます。写真の一枚目から三枚目まで、カメラを順に北から南に向けました。中央の中島は噴火ででき

た島で、日本で最大の湖中島だそうです。三枚目で右側にこぶのように突き出ているのは和琴半島。もと

もとはやはり噴火島だったのが、流入する川の堆積作用で陸続きになったとか。ここには一周4キロ弱の

ひっそりした散策路があり、わたしのお気に入りです。

 凍結した湖面が割れて盛り上がる御神渡り(おみわたり)。本州では諏訪湖が有名です。6月に行った

とき、ネーチャーガイドのお兄さんが、屈斜路湖でも大規模な御神渡りがあると言っていました。これを

楽しみに冬に来る人がいる、とも。わたしも見たいと思っているのですが、冬の峠を越える自信があり

ません。列車やバスで行けるのかどうか。もっとも、昨冬は湖面が一度も凍結しなかったそうです。