釧路湿原 : コッタロ展望台から 1

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 阿寒湖から未舗装の1093号線で鶴居村に出てそのまま南下すれば、釧路湿原の西端をたどって釧路

市湿原展望台に至る53号線に合流します。この展望台はカボチャ型のお城のような建物で、三階からは

広く展望できるのですが、湿原がすこし遠く見えます。観光客の多くはここだけで満足して帰るのでしょ

う。整備された遊歩道があり、湿原の一画に入ることもでき、一度は歩きたいと思っています。しかし前

回は熊が出るからと閉鎖されていて、入れませんでした。また空振りになるといやなので、今回は鶴居村

から国道274号線を左折して、湿原の東北部を通る道道1052線をたどりました。

 標茶の国道391号線に近づくと、コッタロ展望台があります。湿原に入り込んでいますので、間近に

釧路川を見ることができる高台です。今日と明日の写真はここから撮りました。コッタロとはアイヌ語

「沢の低地に小わき水がある」という意味だとか。標茶町のホームページは、この一帯は豊富な湧き水が

あり、釧路湿原の原型とも言われる代表的な低層湿原だと、説明しています。

 展望台といっても、釧路市のもののような建物があるわけではなく、きつい傾斜の山を登って眺めるだ

けです。わたしは頂上まですぐなのだろうと、元気に駆け上がったのですが、15分ほどかかりました。

これが意外にきつくて、ひざをいためるきっかけに。わかっていればもっと慎重に登ったのに。気は若く

ても体は正直ですね。