能取湖のアオサギ
アオサギは割合ひんぱんに目にします。近くで見るとかなり大きな鳥です。能取湖では逃げられてしま
い、接近できませんでした。
ゆめラジさん、食糧の枯渇についてはE.O.ウィルソンが『知の挑戦』(角川書店 02年)で詳しく論じ
ていましたね。地球の耕作可能な土地をすべて食糧生産に使ったとき、養える人口は90億と計算されて
いたでしょうか。64億人の現在では、食糧が足りないからではなく、食糧を買う経済力がなくて、アフ
リカを中心に大勢の人が餓えているのでしょう。江戸時代までは日本でも飢饉のたびに大量の餓死者が出
たようです。かつては世界のあちこちで食べ物がなかったり、栄養不足から来る病がはびこったりして、
人口があまり増えなかったのだと思います。いまのところ、二酸化炭素濃度を500PPM未満にコントロ
ールできたとしてですが、グローバルな経済格差の緩和が、飢餓・栄養不足の根本対策につながるのでは
ないでしょうか。
日本で食糧の奪い合いが起きるのは、グローバル経済がずたずたに分断されたときでしょう。言い換え
ると、世界が全面核戦争に向かう坂道を転げはじめたとき。現在地球上にあるすべての核爆弾が爆発した
としても、開放されるエネルギーは6500万年前の大惨事に比べたら、ほんのわずかなものだと、読ん
だことがあります。「核の冬」が終われば、生物はまた繁栄を取り戻すでしょう。でも、たぶんヒトとい
う種はよみがえらない。
い、接近できませんでした。
ゆめラジさん、食糧の枯渇についてはE.O.ウィルソンが『知の挑戦』(角川書店 02年)で詳しく論じ
ていましたね。地球の耕作可能な土地をすべて食糧生産に使ったとき、養える人口は90億と計算されて
いたでしょうか。64億人の現在では、食糧が足りないからではなく、食糧を買う経済力がなくて、アフ
リカを中心に大勢の人が餓えているのでしょう。江戸時代までは日本でも飢饉のたびに大量の餓死者が出
たようです。かつては世界のあちこちで食べ物がなかったり、栄養不足から来る病がはびこったりして、
人口があまり増えなかったのだと思います。いまのところ、二酸化炭素濃度を500PPM未満にコントロ
ールできたとしてですが、グローバルな経済格差の緩和が、飢餓・栄養不足の根本対策につながるのでは
ないでしょうか。
日本で食糧の奪い合いが起きるのは、グローバル経済がずたずたに分断されたときでしょう。言い換え
ると、世界が全面核戦争に向かう坂道を転げはじめたとき。現在地球上にあるすべての核爆弾が爆発した
としても、開放されるエネルギーは6500万年前の大惨事に比べたら、ほんのわずかなものだと、読ん
だことがあります。「核の冬」が終われば、生物はまた繁栄を取り戻すでしょう。でも、たぶんヒトとい
う種はよみがえらない。