撮り初めは樹氷が光る美幌川窓に凍てつく雪の結晶

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 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。


 皆さんはどんな年明けでしたか。わたしは、移住後初の元旦に、オホーツクの大地から歓迎のお年玉を

もらったような気分でした。まず陽が昇るとサンルームのガラスで、雪の結晶が青く赤く光っています。

中からは透過して写らず、大急ぎで防寒服一式身につけて、庭に回って撮りました。冒頭の一枚が最初

で、全部で17枚です。すぐに加工してパソコンへ。

 うきうきした気分でお屠蘇と雑煮を終わり、ほろ酔い気分でトイレの内窓を開けると、白く輝く美幌川

の木々が目に飛び込んできました。大晦日はほとんど降らず、だからこそいく片かの雪の結晶がきれいに

ガラスに貼りついて凍っていたのですから、木々を飾っているのは雪でなく樹氷です。膝まである長靴の

紐をしっかり締めて、ずぼずぼ埋まりながら、30枚とちょっと夢中で撮りました。

 蔵王樹氷が有名です。あちらはめったに晴れない暗い空の下で、針葉樹に重く張り付いたものを、ケ

ーブルで登って見ます。だからモンスターと呼ばれています。こちらでは降り注ぐ陽光に輝く、爛漫の桜

を思わせる並木が、一足外に飛び出しただけで楽しめます。自分の足跡を雪上に印しながら、この光景を

独り占めにしている気分は最高。いい元旦でした。