大地の稔りを製品に

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 夏の終わりから美幌川東岸の丘に建つ製糖工場から煙が上がり始めます。収穫したビート(甜菜)を日に

夜を継いで砂糖に精製するのでしょう。煙は冬まで昇り続けます。使うのは根だけですから、葉の部分を

ムダにしたくないと、最近はさまざまな工夫が行われるようになりました。わたしは試したことがないの

ですが、青汁も作られているようです。地元のフリーペーパーに、味がよく体にもいいので売れ始めてい

ると、書かれていました。

 そろそろタマネギの収穫も終わりです。この間まで、あちこちの広い畑の一角にコンテナが積み上げら

れて、搬出を待っている風景が見られました。牧場では干草を詰めた黒や白の大きなビニール袋が点在し

ています。農家の人だけでなく、町の人も冬の準備に気ぜわしくなっているようで、今日も開店前から越

冬野菜の安売り目当ての人波が、あちこちで道路にまではみ出していました。渋滞なんてこちらに来てか

ら初めてです。通り過ぎながら、この町にもこんなに人がいたんだと、あらためて感心しました。