ワインブドウの樹はたくましく

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 美幌を含む北見・網走地方はオホーツク海に近く、北海道としては気候も穏やかです。池田町は十勝地方の一部で、どちらかといえば内陸型です。寒さは厳しくなります。この気候風土に適したワインブドウの品種を作り上げるのは、楽に仕事ではなかったはずです。池田の山ブドウと輸入品種を交配して開発したようです。
 ブドウ畑には平行に長い針金が張ってあり、等間隔に並んだ樹に実がついて、収穫を待っていました。ツルも葉も刈り込まれ小ぶりですが、根元を見ると太い幹があります。長い年月を経ている証拠でしょう。ところどころ幹の細い新しい苗が植えられています。
 観光客の一人が一粒つまんで口に入れ、まずいと言っていました。発酵させれば芳醇なお酒になるものでも、そのまま口に入れるとおいしくないのでしょうか。