ポー川公園秋の野の花

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 羅臼から海岸沿いに南下して標津(しべつ)に入ると、国道脇にポー川史跡自然公園があります。310円の入場料を払おうと受付に行ったけど、だれもいません。そのまま入って入り口付近でうろうろしていたら、奥のふつうの農家みたいな建物から中年のおばさんが出てきて、料金を受け取ってくれました。一家でここに住んで管理を請け負っているのでしょうか。40分ほどかかるけど住居跡まで行くかときかれたので、行くと言うと、クマが出るからと鈴を渡されます。湿原には木道が敷かれていて貸し自転車で通れると言うので、借りることにしました。無料です。入り口近くの広場には、懐かしい赤いポスト、海底通信基地、復元住居二つ、開拓時代をしのばせる学校・農家・漁業番屋・納屋、資料館などが散らばっています。そちらは後回しにして、湿原を横切って復元住居や住居跡が点在する小高い林に向かいました。
 他の写真はまた今度ということで、今日は湿原に点在する秋の野の花を紹介します。初めの紫の花はツリカネニンジン、次の黄色い穂のようなのはアキノキリンソウ、そしてハマナスの花と実、次の黄色はハンゴンソウ、薄いピンクの穂はホザキシモツケで手前のブルーはエゾリンドウ。自然説明者用の花の名前を書いたプリントをもらいましたので、後で図鑑と照合して名前を確かめました。今後載せる予定の野付半島原生花園はこれらの花でいっぱいです。ところで、ポー川近くの木道にはちゃんとクマの糞がありましたよ。幸いご本人とは対面しませんでしたけど。