有機・無農薬はムシ食う覚悟

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 庭のあちこちに赤ジソが生えていました。シソジュースを作ろうと摘んで、洗いながら、縮れている芽や芽に近い葉の裏をよく見たら、ダニがびっしりついています。あわてて一枚一枚確かめ、縮れいる葉は捨て、残りを何回も何回も洗って、煮出した汁を布でこして、ダニジュースにならないようにするのに苦労しました。葉だけで250グラムもあるのを選別するのはたいへんでしたよ。
 家の前にナナカマドの木があるのですが、何本かは葉が縮れて花が咲きませんでした。これもダニのせいです。ウチの野菜や花には化学肥料も殺虫剤も使っていません。春先にはムシが出なくてほっとしたのですが、蝶が舞い蜂が飛ぶ今頃はもうダメですね。
 せっせとホウレンソウを収穫して、ほとんど毎日食べています。シソのことがあったので、今日は一段と念を入れて洗ったら、やはりダニとそれに小さな青虫まで水に浮いているじゃないですか。いままでは泥が完全に落ちるまで洗ってはいましたが、たっぷりの水に少しずつ入れて何回も振り洗いすることまではしてませんでした。知らぬが仏で、きっとダニも青虫も食べてますよ。火は通しているし、ムシの体はほとんど野菜の汁だから、健康に害があるわけじゃないけど、それでもぞっとしますね。これからだって、丹念に洗っても、1ミリもないダニの一匹や二匹、きっとわからないまま食うことになりますよ。
 ワタシャ、ムシや動くもの食うのは弱いんです。戦後の食糧難の時期だって、ハチのコもイナゴの佃煮もダメでした。イセエビの活け造りも白魚の踊り食いも敬遠です。ムシを食う東南アジアでは暮らせませんね。さて、クスリを使うかムシを食うか、それが問題だ。やっぱり化学物質汚染が怖いから、覚悟してムシを食うかな。でも、無農薬・有機農法原理主義の人はみんな、ムシ食う覚悟してんのかなぁ?絶対体に障らないクスリの使い方、だれか教えてくれ。
 今日の写真はまずカボチャの花。咲き始めて2週間くらいたつんじゃないかと思うけど、ウチのカボチャぜんぜん雌花をつけないんですよ。雄花から先に開花するのは当然。でも雌花の芽さえ見つからないんだから、男家族の家系なのかな。次の写真は網走川の水と河原から撮ったグリーン・ビレッジ。