岬に立つとまだ灯台は光を点滅させています。視線を西の上空にめぐらせば半月がくつきり。東の海で は昇ったばかりの太陽が、うす雲を透かして赤や黄色の光をふりまいています。岬を後にするころによう やく、頭上が明るくなりかけていました。 山間の寒村で…
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